有酸素運動に関して
メタボ基準の変更がやっとされました!
以前から診断基準には、世界的な評価でも根拠の妥当性が問われていました。
今回の基準変更で、薬品業界や医療業界からまだ異論がでていますが、日本の患者さんは
過度な薬づけにされていると思います。気をつけましょう。
全てとはいいませんがノバルティス事件が代表的ですが、税金に群がる業界団体が問題です。
今回の基準も絶対ではありませんが、メタボの早期改善対策への動機づけにはなるでしょう。
さて、今回のお話は有酸素運動です。
皆さんは、テレビなどのサプリ関連CMで
皮下脂肪と体内脂肪を勘違いしてませんか?
サプリ関連業者も平気で誇大CMをしています。(注意!)
皆さんが一番気にされてるメタボの象徴のお腹の脂肪皮下脂肪なんです。
以前にもお話しましたが、皮下脂肪は筋肉と違い、
ある部分だけ特定して脂肪を落とすの
は手術による脂肪吸引しかありません。
皮下脂肪を落とす基本は、不摂生をせず、バランスの良い食事、適度な運動と睡眠です。
この適度な運動を有酸素運動にしましょう!
皮下脂肪はサプリ何かでなくなりませんよ!
有酸素運動とは
有酸素運動とはウオーキング、ジョギング、サイクリング、水中運動等です。
運動の強さは、自分の能力の5割程度、つまり、軽く汗ばむ程度がよいとされて
います。脈拍が1分間に110〜120を越えない程度が目安です
運動量としては、
週に3回以上
一回に60分程度の時間をかけましょう。
こまめな水分補給もお忘れなく!
有酸素運動の効果
皮下脂肪を燃やすだけでなく
@心肺機能、酸素摂取能力の改善
・ 呼吸筋を発達させ酸素の取り込みをスムーズにします。
・心筋を発達させ循環を良くします。
A冠動脈疾患の危険性の減少
・ 安静時の血圧を低下させます。
・血液中のLDLコレステロール、中性脂肪を減少させてHDLコレステロールを増加させます。
B 慢性疾患の発症率低下
・高血圧、糖尿病、骨粗鬆症の発症率低下
C不安や抑うつ感を軽減
激しい運動より、有酸素運動に時間をかけて頑張りましょう。
偏った、ダイエットやサプリなどでは
体脂肪を落とせませんよ。
健康の為には努力は必要です
キーワードは継続
ゴールは健康で長生き。
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